ISO9001
実施内用例

Step1 導入教育
ISO9001は長期に渡る全社活動であり、また認証のために審査を受けるという全社イベントです。したがって社員のベクトルを合わせ、また準備期間全般における関連部門の協力をスムーズに取り付けるための雰囲気作りが重要な要素になります。
さらに、経営者を含めた幹部及びISO9001推進委員については、関連する基礎知識の習得も必要となります。
ここでは、経営者を含めた幹部と推進委員、或いは場合によっては全社員に対し『規格と認証制度の概要』 について教育します。
Step2 文書作成指導と作成された文書の評価
ここはISO9001にしたがったシステムを社内で再構築するステップです。モノやサービスを提供し存続している企業において、システム(品質を保証するための各種の業務)はすでに何らかの状態で存在しています。 このシステムをISO9001に照らして再構築します。ポイントは、ISO9001の要求に関連する各業務が
- 文書になっており、そのとおり実行されている
- 文書にはなっていないが暗黙のルール/手順が存在し、そのとおり実行されている
- 文書にはなく暗黙のルール/手順は存在するが、実行の度合いはまちまちである
のいずれかを見極め、全てを(1)の状態にすることです。したがってここでは、まず関連する業務の流れをフロー図で表し、それを文書に置き換える作業を、ISO9001の項目毎に行っていきます。

Step3 文書に従った業務実行の指導
作成された文書にしたがい業務が進められることによって、品質システムは構築されます。このステップでは次の点などに配慮しながら、各部門に対して業務の展開を図ります。
- 文書通りに運用することに問題がないか?
- 文書間の整合は図られているか?
展開は、推進委員が各職場の中心となって次の順序で徐々に徹底を図っていきます。
教育_実施度チェック_効果確認_文書の見直し
なお、文書の骨格が固まった段階で審査登録機関による文書審査を受審し、文書レベルで問題がないかを確認します。
Step4 内部監査教育
内部監査はISO9001の「8.2.2」で要求されている必須項目です。
推進委員を中心に内部監査員を選任し、内部監査の実施手順や監査技法を習得するための教育を受講していただきます。なお、内部監査員の人数は、会社規模によりますが、おおむね従業員数の5〜10%程度が目安となります。
Step5 内部監査の実地指導
審査登録機関による審査を受ける前に、まず社内でチェックするための内部監査を行います。 内部監査は審査のリハーサルとして、審査員と同じ視点で監査される必要があります。また、ポイントは次の2点です。
- 品質システムが文書にしたがい計画通り実行されているか?
- 品質システムは有効か?
これらを踏まえた内部監査を社内で実施できるまで、コンサルタントが実地で指導致します。
Step6 予備審査フォローと本審査前準備
審査は、審査員と企業のISO9001を共通言語としたコミュニケーションです。時には、ISO9001への理解不足やコミュニケーション力不足により実際には準備できているにもかかわらず、適切な回答ができずに「不適合」として指摘されることがあります。
このような事態を回避するために、審査登録機関による予備審査が有効になります。本審査のリハーサルという意味も含めて、予備審査の受審をお勧めします。
コンサルタントは予備審査による指摘事項を是正し、本審査を迎えるための最後の総点検を実施します。
※上記1〜6の中から企業側の状況に応じて、個別のプログラムをご提案いたします。
スケジュール
| 支援業務の内容 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1.導入教育 | ● | |||||||||||
| 2.文章作成指導 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | |||||||
| 3.文章に従った業務実行 | ■ | ■ | ■ | ■ | ||||||||
| 4.内部監査教育 | ● | |||||||||||
| 5.内部監査実施指導 | ■ | ■ | ■ | ■ | ||||||||
| 6.予備審査フォロー / 本審査前準備 | ■ | ■ | ■ | |||||||||
| 文章審査 | ● | |||||||||||
| 予備審査 | ● | |||||||||||
| 本審査(現地審査) | ● |